1999年12月05日
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東京都江戸川区のイトーヨーカドー遺跡(JR小岩駅前)からの出土品調査について一次報告が発表された。今回の出土品で一番注目されていた、食品と思われる化石の復元実験も報道陣に公開された。 この遺跡からの出土品は当時の生活必需品が多数あり、昔の日本人を研究する有力な手掛かりとなりそうだ。特に「カップヌードル」という名前の食べ物は、日本人の食習慣の変化を知る貴重な資料だ。成分分析の結果、カップヌードルの原料は小麦粉、塩、植物油、葱、鶏卵、魚蛋白、大豆などであることが分かっている。これらの原料は現在では入手不可能なものばかりであり、当時は自然原料が豊富に存在していたと予想されている。しかし、同時に体内ホルモン撹乱物質、発ガン性物質も大量に確認されており、当時の日本人は化学的に不健康であったらしい。 表面の印刷などは古代日本語で記述されているため、未だ不明な点が多々ある。また、近くで発見された「緑のたぬき」との関連性も今後の研究課題とされた。出土品の解明が進めば、昔の日本人の暮らしがさらに判明するのもと期待されている。次回の発掘作業は来年開始され、その翌年には第二次報告が発表される予定だ。なお、盗難を避けるため、一般公開は行なわれない模様だ。 |