ヘモグロビン補給用オレンジ


2000年05月05日

今、医療関係者から注目されているのが新品種のオレンジ、名前はブラッド・オレンジだ。このオレンジには人間の血液で酸素を運ぶヘモグロビンが大量に含まれている。しかも、体に大変吸収されやすいため、手術によって血液が不足している患者に与えることで回復が早くなることが期待されている。すでに献血センターでは献血協力者へ待ち合い室にて提供し、その効用を確認している。秋葉原献血センターの統計(調査対象5067人)によれば、献血後オレンジを1個食べることで血量の回復が30%ほど短縮されているという。また、慢性的に鉄分が不足している女性への好影響も確認されている。厚生省と農林水産省は省庁をまたいだプロジェクトを結成し、3年計画で臨床データ収集と効率的な栽培方法の研究を行なう。総予算は120億円。現在、ブラッド・オレンジの市場価格は1個100〜200円程度である。